【026】ヒトと動物のヨーロッパ史(2)【Zoom講座】
19世紀と変わりゆく動物観

2021年秋

受付終了
講座番号 026
開催日 2021/10/16 ~ 2021/12/11
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全3回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 9,900円
教材費(全員対象)

講座詳細

「長い19世紀」のヨーロッパ、それは産業革命や市民革命といった激動の時代です。自然観や動物観もこの時代に大きく変容することでしょう。動物を集め、展示し、品種改良し、大量に消費しつつ、虐待から保護しようという、現代まで続くこのような態度はどのように生まれ、人びとに内面化されたのか、動物園、動物保護協会、ドイツの中流層の啓蒙を担った週刊誌『ガルテンラウベ』の記事などをもとにみていきましょう。

講師

後藤秀和(ゴトウヒデカズ) 慶應義塾大学講師

【プロフィール】
1997年学習院大学文学部史学科卒業。2000年学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程修了。元学習院大学文学部助手。専門はヨーロッパ近世近代社会史。テーマとしては食・動物・家畜・農村世帯構造など、地域としてはザルツブルク(オーストリア)に重点をおいて研究を進めている。慶應義塾大学、日本大学非常勤講師。「聖界領邦ザルツブルクとその世俗化」大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門』(昭和堂)

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/16(土) 15:00~16:30 近代と動物への眼差しの変化(1)
植民地獲得と動物園
後藤 秀和
2 11/20(土) 15:00~16:30 近代と動物への眼差しの変化(2)
動物保護と「危険な階級」
後藤 秀和
3 12/11(土) 15:00~16:30 近代と動物への眼差しの変化(3)
雑誌『ガルテンラウベ』の記事と動物「利用」意識
後藤 秀和

受付終了

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