【065】『史記』の歴史風景学中国古代史の舞台からのメッセージ

2020年春

受付終了
講座番号 065
開催日 2020/08/03 ~ 2020/08/05
曜日 月,火,水
時間 10:40 ~ 12:10
回数 全3回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 9,900円
教材費(全員対象)

講座詳細

漢の司馬遷が編集した『史記』には今の私達が知っている故事成語や四字熟語のもとになったお話がたくさん書かれています。その話の舞台はどんな風景で、その地理環境は歴史の事件にどんな影響を与えたのでしょうか。また、そこから発掘された考古遺物は何を語ってくれるのでしようか。今期は「臥薪嘗胆」で有名な江南の強国・呉と越の争覇。西方の強国・秦から逃走した孟嘗君と客人たちの物語、始皇帝の死後に天下を争った項羽と劉邦の活劇の舞台。それぞれの歴史地理学をお話します。

講師

村松弘一(ムラマツコウイチ) 淑徳大学教授、前学習院大学教授

【プロフィール】
1971年日本橋浜町生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程単位修得後退学。博士(史学)。2003年より2017年まで、学習院大学助手・助教・准教授・教授を歴任。専攻は中国古代史、特に秦漢時代を専門とする。朝日カルチャーセンター・中日文化センター等で130回以上の市民講座を担当。主な著書に『中国古代環境史の研究』(汲古書院)などがある。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 8/3(月) 10:40~12:10 「臥薪嘗胆」
呉越の争いの原因は太湖と銭塘江にあり
村松 弘一
2 8/4(火) 10:40~12:10 「鶏鳴狗盗」
孟嘗君はどうやって函谷関を越えたのか?
村松 弘一
3 8/5(水) 10:40~12:10 「鴻門の会」
項羽と劉邦の争いの原因は始皇帝陵か?
村松 弘一

受付終了

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