【030】環境と食から考えるヨーロッパ史「長い19世紀」編

2019年春

受付終了
講座番号 030
開催日 2019/05/11 ~ 2019/07/13
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全5回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 16,200円
教材費(全員対象)

講座詳細

前後にやや長く幅をとった「長い19世紀」のヨーロッパには、世界史上の大転換である産業革命と市民革命が生じました。それはヨーロッ パだけでなく世界中の人々の食文化をも大きく変えることになります。化学、交通、市民社会、労働文化、公衆衛生などのキーワードを念頭に置きながら外食やインスタント食品の誕生、穀物や食肉の大量供給の仕組みの成立を考え、ヨーロッパ社会の奥行きを感じていただきましょう。

講師

後藤秀和(ゴトウヒデカズ) 慶應義塾大学講師

【プロフィール】
1997年学習院大学文学部史学科卒業。2000年学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程修了。元学習院大学文学部助手。専門はヨーロッパ近世近代社会史。テーマとしては食・動物・家畜・農村世帯構造など、地域としてはザルツブルク(オーストリア)に重点をおいて研究を進めている。慶應義塾大学、日本大学非常勤講師。「聖界領邦ザルツブルクとその世俗化」大津留厚・水野博子・河野淳・岩崎周一編『ハプスブルク史研究入門』(昭和堂)

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 5/11(土) 15:00~16:30 啓蒙の時代と市民の時代:レストランの誕生 後藤 秀和
2 6/1(土) 15:00~16:30 工場・時計・旅行:労働者文化の一断面 後藤 秀和
3 6/15(土) 15:00~16:30 化学が変える食(1):エキスと粉末 後藤 秀和
4 6/29(土) 15:00~16:30 化学が変える食(2):土をどうする? 後藤 秀和
5 7/13(土) 15:00~16:30 不可視化される食料生産:近代屠畜場の成立 後藤 秀和

受付終了

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