中国の「一帯一路」戦略と東南アジア　S03　講座詳細

【S03】中国の「一帯一路」戦略と東南アジア

2018年秋

講座番号	S03
開催日	2018/11/09
曜日	金
時間	13:30 ～ 15:00
回数	全1回
定員	100名
最少催行人数	15名
受講料	1,620円
教材費（全員対象）

講座詳細

中国の「一帯一路(Belt and Road)」をご存知ですか。経済大国となった中国が、2013年から展開するこの戦略は、中央アジアからヨーロッパに至る陸のシルクロード(一帯)と、南シナ海、インド洋をカバーする海のシルクロード(一路)の2つからなり、65カ国、44億人をカバーする壮大な戦略です。本講座では、中国と東南アジアの関係を取り上げ、とくにタイを事例にしながら、「南進する中国」の驚くべき実態と、これに対抗する日本の動きを具体的に紹介します。

<本特別講座は百周年記念会館小講堂で行います>

注意事項

*複数受講割引対象外講座

講師

末廣昭（スエヒロアキラ） 学習院大学教授

【プロフィール】
1974年東京大学経済学部卒。経済学博士。アジア経済研究所、大阪市立大学をへて、1992年より東京大学社会科学研究所助教授、1995年同教授。2009年から12年まで同研究所所長。2016年4月から現職。専攻はアジア経済社会論、地域研究（タイ）。アジア政経学会理事長、日本タイ学会会長を歴任。2010年紫綬褒章受章（東南アジア研究を中心に）。主な著書に、Capital Accumulation in Thailand 1855-1985 (UNESCO、日経経済図書文化賞、大平正芳記念賞）、『キャッチアップ型工業化論』（名古屋大学出版会、毎日新聞社アジア太平洋賞大賞）、『ファミリービジネス論』（名古屋大学出版会、樫山純三賞）、『タイ　中進国の模索』（岩波新書）、『新興アジア経済論』（岩波書店）など多数。