【S01】人と桜の心性史――人はなぜ桜を植えるのか?

2016年春

受付終了
講座番号 S01
開催日 2016/03/26
曜日
時間 13:30 ~ 15:00
回数 全1回
定員 90名
最少催行人数 8名
受講料 1,500円
教材費(全員対象)

講座詳細

東日本大震災の後、被災地に桜木を贈り、植樹しようとする活動が各地で起こり、現在も多くのボランティアの方が活動に従事しています。歴史的に見ても日本人はこれまで、このような災害による惨事や、あるいは慶事の折に、しばしば「桜を植える」ということを、ごく自然体に行ってきました。しかしながら、なぜ他の樹木ではなく、とりわけ「桜」の木を、日本人は好んで植えてきたのでしょうか?そこには、どのような意味が込められてきたのでしょうか?本講座では、日本文化において認識されてきた「桜の意味」の重層性を、文学や芸術、また民俗学的に追いながら、桜を愛してきた日本人の心の歴史を考えます。
〈本講座は学習院女子大学2 号館3 階236教室にて開催いたします。〉

注意事項

*複数受講割引対象外講座
*草上会会員は申込時に会員である旨をお申し出ください。
学習院女子大学・草上会共催講座

講師

今橋理子(イマハシリコ) 女子大学教授

【プロフィール】
学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。東海大学文学部専任講師等を経て、2007年より現職。専門は日本美術史・比較日本文化論。主著に『江戸の花鳥画』(スカイドア、1995年、サントリー学芸賞・芸術選奨新人賞受賞)、『江戸絵画と文学』(東京大学出版会、1999年、国華賞受賞)『秋田蘭画の近代』(同、2009年、和辻哲郎文化賞受賞)、『兎とかたちの日本文化』(同、2013年)など。

今橋 理子講師

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 3/26(土) 13:30~15:00 今橋 理子

受付終了

申込リストを確認する

<<講座一覧に戻る

↑ページの先頭へ

Copyright © 2008 Gakushuin Sakura Academy. All rights reserved.