【040】中世ヨーロッパの歴史を読む(2)

2014年秋

受付終了
講座番号 040
開催日 2014/10/01 ~ 2014/12/03
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全5回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 15,000円
教材費(全員対象)
テキスト・教材:窓口購入できます
  • 「中世ヨーロッパの歴史」(講談社学術文庫) 1,400円

講座詳細

ホイジンガは、文明は2世紀間その盛りの時を持つと概観しました。紀元前5~4世紀のギリシア、紀元前1世紀から紀元1世紀のローマ。そして12世紀と13世紀のヨーロッパ中世、さらに16~17世紀の近世(『朝の影のなかに』中公文庫版p195)。前期、春の講座でヨーロッパ世界の成立を見ました。
今期はヨーロッパ中世の盛りの13世紀を展望します。

講師

堀越孝一(ホリコシコウイチ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1933年東京に生まれる。学習院大学名誉教授。テキストに掲げた著述の他『ブルゴーニュ家』(講談社現代新書)『わが梁塵秘抄』(図書新聞)など著述は多岐にわたるが、ホイジンガの『中世の秋』(中央公論新社)をはじめ翻訳物も数多い。とりわけ『ヴィヨン遺言詩注釈』は、著述と翻訳の両面にわたる大部の仕事で、1997年から2002年にかけて小沢書店から4冊本を出版。現在、悠書館から再刊中。また、『パリの住人の日記』訳注の仕事も開始。すでに第1巻、第2巻を八坂書房から刊行し、引き続き第3巻刊行の作業中。

堀越孝一先生

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/1(水) 15:00~16:30 十字軍。この特異な体験をヨーロッパはどう消化したか。胃にもたれるということはなかったか。 堀越 孝一
2 10/15(水) 15:00~16:30 ローマ法王。イタリアのローマの教会の長が西ヨーロッパ全土の教会を制御するシステムは、実際にどうはたらいたか。 堀越 孝一
3 11/5(水) 15:00~16:30 アキテーヌのアリエノール。冬のライオンのヘンリーと一緒になってアンジュー帝国をおさめた。 堀越 孝一
4 11/19(水) 15:00~16:30 サンザシとエニシダとユリ。またライオンとワシ。歴史の動態は紋章楯や衣服に植物や動物の紋様を織り出す。 堀越 孝一
5 12/3(水) 15:00~16:30 ヨーロッパ南北問題。なにかにつけて地中海へ向かう。本家へ帰ろうとする衝動がはたらいていたかのようだ。 堀越 孝一

受付終了

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