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【040】中世ヨーロッパの歴史を読む
2014年春
講座番号 | 040 |
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開催日 | 2014/05/21 ~ 2014/07/16 |
曜日 | 水 |
時間 | 15:00 ~ 16:30 |
回数 | 全5回 |
定員 | 30名 |
最少催行人数 | 8名 |
受講料 | 15,000円 |
教材費(全員対象) |
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- 「中世ヨーロッパの歴史」(講談社学術文庫) 1,400円
講座詳細
歴史を理解するには個々の出来事についてくわしく知ることが必要ですが、その出来事がどのような歴史的事情があって起こったかを考えることもまた大事です。出来事を通史を通して考えるということです。逆に言えば、いくつかの出来事をつないで、そこに通史が成立するかどうかを考えるということです。「中世ヨーロッパの歴史」についてそのことを検証するのが今年度のこの講座の狙いです。講師の著述『中世ヨーロッパの歴史』をテキストに取ります。この本は1977年に講談社から「世界の歴史」の一冊として刊行された『ヨーロッパ世界の成立』を2006年に講談社学術文庫に納めたものです。
講師
堀越孝一(ホリコシコウイチ) 学習院大学名誉教授
【プロフィール】
1933年東京に生まれる。学習院大学名誉教授。テキストに掲げた著述の他『ブルゴーニュ家』(講談社現代新書)『わが梁塵秘抄』(図書新聞)など著述は多岐にわたるが、ホイジンガの『中世の秋』(中央公論新社)をはじめ翻訳物も数多い。とりわけ『ヴィヨン遺言詩注釈』は、著述と翻訳の両面にわたる大部の仕事で、1997年から2002年にかけて小沢書店から4冊本を出版。現在、悠書館から再刊中。また、『パリの住人の日記』訳注の仕事も開始。すでに第1巻、第2巻を八坂書房から刊行し、引き続き第3巻刊行の作業中。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 時間 | 講座内容 | 担当講師 |
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1 | 5/21(水) | 15:00~16:30 | エウロペの誘拐 5世紀まではまだローマ帝国の属州ガリア。ケルト社会のローマ化が進む。 | 堀越 孝一 |
2 | 6/4(水) | 15:00~16:30 | フランクの平和 ローマの平和のガリア版。王カロルスはフリーセン人を自由にする。 | 堀越 孝一 |
3 | 6/18(水) | 15:00~16:30 | 地域の中世史 王国は分解し、ノルマンの禍が襲う。地域に根を下ろす確かな生活圏が形成される。 | 堀越 孝一 |
4 | 7/2(水) | 15:00~16:30 | ヨーロッパの成立 「指導し、従う」、「世話し、守る」人間関係が成立した。封建制度と呼ぶ。 | 堀越 孝一 |
5 | 7/16(水) | 15:00~16:30 | 十二世紀中世 「建て、作り」、「考え、詩を書く」文化の創造が見られた。ロマネスクと呼ぶ。 | 堀越 孝一 |