【040】フランス美術の「近代」ダヴィッドとドラクロワ~現実と寄り添う歴史画~

2013年秋

受付終了
講座番号 040
開催日 2013/10/07 ~ 2013/11/25
曜日
時間 15:00 ~ 16:30
回数 全4回
定員 40名
最少催行人数 8名
受講料 12,000円
教材費(全員対象)

講座詳細

1789年フランス革命勃発、1804年ナポレオン第一帝政樹立、1815年王政復古、1830年七月革命…18世紀末から19世紀初頭にかけて、フランスは未曽有の政治的・社会的変革期を迎えました。美術の世界もこれと無縁ではなく、現実に進行する現代史の出来事が、聖書やギリシャ神話にかわって「歴史画」の主題として選ばれていきました。ダヴィッドとドラクロワの絵画作品を中心に、多くのスライド画像を交えて、こうした歴史画の変化について考察してまいります。本講座では今年度から数回にわたり、フランス美術の「近代」を振りかえります。

講師

吉田紀子(ヨシダノリコ) 中央大学教授

【プロフィール】
学習院大学大学院を経て、2003年パリ第十大学大学院博士課程修了。美術史学博士。西洋近代美術史・デザイン史専攻。2006年より中央大学准教授、2014年より同教授。2012~2013年西パリ大学客員研究員。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/7(月) 15:00~16:30 ダヴィッド≪マラーの死≫(1793年):
フランス革命と美術
吉田 紀子
2 10/21(月) 15:00~16:30 ダヴィッド≪皇帝ナポレオン一世の聖別式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠≫(1805~1807年):
皇帝首席画家の役割
吉田 紀子
3 11/11(月) 15:00~16:30 ドラクロワ≪キオス島の虐殺≫(1824年):
災厄のテーマとオリエンタリズム
吉田 紀子
4 11/25(月) 15:00~16:30 ドラクロワ≪民衆を率いる自由の女神≫(1830年):
「僕は現代の主題にとりかかった…バリケードの絵だ」
吉田 紀子

受付終了

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