【S03】歴史学に学ぶとは日本史の虚像と実像

2012年秋

受付終了
講座番号 S03
開催日 2012/10/06
曜日
時間 10:40 ~ 12:10
回数 全1回
定員 120名
最少催行人数 15名
受講料 1,500円
教材費(全員対象)

講座詳細

歴史像は、史料に基づいて歴史研究者によって創造されます。そしてひとたび形成された歴史像は、やがて通説となり社会の常識となって語り継がれることになります。江戸時代に例を取るならば、(1)生類憐み令という悪法によって、庶民は迷惑をこうむった。(2)鎖国とはいえ朝鮮通信使を通して日本・朝鮮は友好関係にあった。(3)明治維新によって江戸時代は否定され、断絶がもたらされた。これら3例は、虚像とみるべきでしょう。それでは、実像は何か?虚像が生まれた理由もあわせて説明しましょう。

注意事項

*本講座は、としまコミュニティ大学共催講座です
*本講座は、複数受講割引対象外講座です。
*本講座は、学習院大学南7号館101教室で開催いたします。

講師

高埜利彦(タカノトシヒコ) 学習院大学名誉教授

【プロフィール】
1972年東京大学文学部卒業。同大学院を経て1974年東京大学史科編纂所所員。1981年より学習院大学文学部史学科助教授。2008年同大学大学院アーカイブズ学専攻教授。2018年定年退職、学習院大学名誉教授。専門は江戸時代史(天皇・朝廷研究、宗教史、相撲)、アーカイブズ学(記録史料学)。日本学術会議連携会員。著書、『近世日本の国家権力と宗教』(東京大学出版会、1989)、『江戸幕府と朝廷』(山川出版社、2001)、『近世の朝廷と宗教』(吉川弘文館、2014)、『天下泰平の時代』(岩波新書、2015)、『江戸時代の神社』(山川出版社、2019)など。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/6(土) 10:40~12:10 高埜 利彦

受付終了

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