【W10】(冬)イタリア美術の魅力イタリア文化講座美術編

2010年冬

受付終了
講座番号 W10
開催日 2011/02/19 ~ 2011/03/19
曜日
時間 11:00 ~ 12:30
回数 全5回
定員 30名
最少催行人数 8名
受講料 15,000円
教材費(全員対象)

講座詳細

三人の講師(西洋美術史専攻)がそれぞれの視点からイタリア美術の魅力を語る講座です。今回の共通テーマは「ミラノ」と「レオナルド・ダ・ヴィンチ」です。
「美術好きの方のためのミラノ案内」(第1、3、5回)では、旅の気分を味わいながら、イタリア美術を学びます。ミラノといえば現代アートやファッションの中心地というイメージが強いかもしれませんが、古代末期、中世、ルネサンスの素晴らしい建築や彫刻や絵画が残る都市でもあります。サンタンブロージョ教会やミラノ大聖堂、スフォルツァ城、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、ブレラ美術館等の見どころを語ります。「君よ知るや南の国」(第2回)では、異邦人である北方(アルプス以北の国々)の文筆家や芸術家たちの視点からイタリア美術を考察します。写真のなかった時代に、北方の人々はどうやってレオナルドの《最後の晩餐》を知ることができたのでしょうか。また、この名画をどのように受容したのでしょうか。「レオナルド・ダ・ヴィンチのミラノ時代」(第4回)では、現存する手稿などから、“万能の人”レオナルドのミラノにおける足跡をたどります。

(冬)イタリア美術の魅力 (冬)イタリア美術の魅力

注意事項

講師担当日の変更があります。

講師

本間紀子(ホンマノリコ) 東海大学講師、跡見学園女子大学講師

【プロフィール】
東京都出身。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了、博士後期課程満期退学。専攻は西洋美術史(イタリア・ルネサンスの画家ラファエッロを研究)。1998年より複数の大学の講師を兼任。2002年より学習院生涯学習センター講師(2010年春期まで「イタリア文化講座」、2010年秋期より「イタリア美術の魅力」を担当)。

高橋裕子(タカハシヒロコ) 学習院大学文学部哲学科教授

【プロフィール】
学習院大学文学部哲学科教授。専門は西洋美術史・芸術学。修士論文ではルーベンスを取り上げましたが、その後、17世紀のフランドル・オランダ美術以外にも手を広げ、現在は英国の美術も守備範囲に含めています。所属学会は、美術史学会、美学会、地中海学会、日仏美術学会、意匠学会、ラスキン協会、Association of Art Historians.
主な著書、『行為と美』共著 岩波書店 1990年/『ヴィクトリア朝万華鏡』共著 新潮社 1993年/『世紀末の赤毛連盟』岩波書店 1996年/『イギリス美術』岩波新書、1998年/フロマンタン『オランダ・ベルギー絵画紀行』岩波文庫

久保寺紀江(クボテラノリエ) 学習院大学講師

【プロフィール】
学習院大学大学院博士課程後期単位取得退学。ヴェネツィア大学美術史学科留学(イタリア政府給費生)。2003-2005年、神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。ピサ大学大学院美術史学科において博士号取得。専門はイタリア美術史、特にルネサンスおよびマニエリスム時代。論文に「ヴァザーリとヴェネツィア」(2007年度ピサ大学博士論文)ほか。

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 2/19(土) 11:00~12:30 美術好きの方のためのミラノ案内① 本間 紀子
2 2/26(土) 11:00~12:30 レオナルド・ダ・ヴィンチのミラノ時代 久保寺 紀江
3 3/5(土) 11:00~12:30 美術好きの方のためのミラノ案内② 本間 紀子
4 3/12(土) 11:00~12:30 君よ知るや南の国―北方人とイタリア美術 高橋 裕子
5 3/19(土) 11:00~12:30 美術好きの方のためのミラノ案内③ 本間 紀子

受付終了

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