【039】イタリア美術の魅力イタリア文化講座   美術編

2010年秋

受付終了
講座番号 039
開催日 2010/10/14 ~ 2010/12/09
曜日
時間 18:45 ~ 20:15
回数 全5回
定員 60名
最少催行人数 8名
受講料 15,000円
教材費(全員対象)

講座詳細

三人の講師(西洋美術史専攻)がそれぞれの視点からイタリア美術の魅力を語る講座です。 「美術好きの方のためのローマ案内」…旅の気分を味わいながら、古代、中世、ルネサンス、バロ ックの美術を学ぶことのできるシリーズです。今期はローマの中心部、コルソ通りとその周辺の見 どころをご紹介します(映画の舞台となったトレヴィの泉やコロンナ宮、騙し絵の天井画が見事な サンティニャツィオ教会など)。
「ルネサンスの芸術論」…ルネサンス美術を同時代人(アルベルティやヴァザーリなど)の視点か ら考察します。今期はヴァザーリの「ズッカロ伝」をとりあげます。
「君よ知るや南の国」…異邦人である北方(アルプス以北の国々)の文筆家や芸術家たちの視点か ら、イタリア美術を考察します。今期は『イタリア紀行』の著者ゲーテをとりあげます。

イタリア美術の魅力 イタリア美術の魅力

注意事項

都合により、講師の担当日が変更となる場合があります。

講師

本間紀子(ホンマノリコ) 東海大学講師、跡見学園女子大学講師

【プロフィール】
東京都出身。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了、博士後期課程満期退学。専攻は西洋美術史(イタリア・ルネサンスの画家ラファエッロを研究)。1998年より複数の大学の講師を兼任。2002年より学習院生涯学習センター講師(2010年春期まで「イタリア文化講座」、2010年秋期より「イタリア美術の魅力」を担当)。

久保寺紀江(クボテラノリエ) 学習院大学講師

【プロフィール】
学習院大学大学院博士課程後期単位取得退学。ヴェネツィア大学美術史学科留学(イタリア政府給費生)。2003-2005年、神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。ピサ大学大学院美術史学科において博士号取得。専門はイタリア美術史、特にルネサンスおよびマニエリスム時代。論文に「ヴァザーリとヴェネツィア」(2007年度ピサ大学博士論文)ほか。

高橋裕子(タカハシヒロコ) 学習院大学文学部哲学科教授

【プロフィール】
学習院大学文学部哲学科教授。専門は西洋美術史・芸術学。修士論文ではルーベンスを取り上げましたが、その後、17世紀のフランドル・オランダ美術以外にも手を広げ、現在は英国の美術も守備範囲に含めています。所属学会は、美術史学会、美学会、地中海学会、日仏美術学会、意匠学会、ラスキン協会、Association of Art Historians.
主な著書、『行為と美』共著 岩波書店 1990年/『ヴィクトリア朝万華鏡』共著 新潮社 1993年/『世紀末の赤毛連盟』岩波書店 1996年/『イギリス美術』岩波新書、1998年/フロマンタン『オランダ・ベルギー絵画紀行』岩波文庫

講座スケジュール

実施日 時間 講座内容 担当講師
1 10/14(木) 18:45~20:15 美術好きの方のためのローマ案内
―コルソ通りとその周辺を歩く①
本間 紀子
2 10/28(木) 18:45~20:15 ルネサンスの芸術論
―同時代人の視点からみたイタリア美術
久保寺 紀江
3 11/11(木) 18:45~20:15 美術好きの方のためのローマ案内
―コルソ通りとその周辺を歩く②
本間 紀子
4 11/25(木) 18:45~20:15 君よ知るや南の国
―北方人とイタリア美術
高橋 裕子
5 12/9(木) 18:45~20:15 美術好きの方のためのローマ案内
―コルソ通りとその周辺を歩く③
本間 紀子

受付終了

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